

シーサーくんのように毎日コーヒーを飲む人は多いことでしょう。コーヒーは「健康に良い」とも言われており、以下のような効果が期待できます。
- うつ病や糖尿病の予防
- 二日酔いの軽減
- 脳の活性化
- 覚醒作用
- 消化促進
などなど
このようにコーヒーは良い影響を与える反面、精力を減退させてしまう可能性もあります。
ではなぜ「コーヒーは精力に悪影響を与えてしまうのか」…その2つの理由を説明しましょう。
血糖値を上昇させ男性ホルモンを低下させる

一つ目の理由は「砂糖によって血糖値が乱高下する」ことです。
砂糖が含まれている缶コーヒーを飲むと「一気に血糖値が上昇」し、その後それを下げるために膵臓からインスリンというホルモンが分泌され「血糖値が急降下」します。

男性ホルモンとは「テストステロン」のことです。テストステロンは「男らしさの象徴」とも言えるホルモンで以下のような役割があると言われています。
- 筋肉を大きくする
- たくましい身体のライン形成
- 骨を太くする
- 活力(やる気)のアップ
- 性欲を高める
- 精子を作る
- 動脈硬化の防止
- 内臓脂肪の増加を抑える
テストステロンの分泌が豊富であれば、それだけ性欲が強い可能性が高いのですが、血糖値の乱高下により「男性ホルモンの分泌が低下」するので「精力に悪影響を与える」のです。
カフェインによって亜鉛の吸収が妨げられる


亜鉛といえば「性のミネラル」と言われ、精子生成や精力アップに欠かせない栄養素です。
【亜鉛がもたらす効果】
- 精子生成(精子の数を保つ)
- 精子の運動率が上がる(受精しやすくなる)
- 精力増強(性欲アップ)
- 勃起不全・EDを防ぐ
コーヒーを飲みカフェインを摂取することによって亜鉛の吸収が妨げられ「精力に悪影響を与える」というわけです。
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あくまでも過剰摂取した場合


コーヒーはデメリットばかりではありません。冒頭で紹介したように健康に良い影響を与えることもたくさんあります。
ようは日常的に過剰摂取しすぎると「よくないよ」という話です。

欧州食品安全機関(EFSA)が2015年に発表した「カフェインの安全性に関する科学的意見書」によると、「1日あたり400mg以下であれば安全上の懸念はない」そうです。(※健康に問題のない大人の場合)
ちなみに缶コーヒー1缶に含まれるカフェイン量は約75mg〜160mgくらいです。商品によって差がありますが、意外なことにブラックはカフェイン含有量が少ないようです。

コーヒーは「砂糖が入っていない」ブラックを、適量の範囲内で楽しみたいですね。